- 岐阜県産のお米ハツシモについて解説します。
- ハツシモの特徴やコシヒカリとの違いなど、ハツシモについての豆知識
ハツシモとは?岐阜県でしか収穫できない幻の米
ハツシモは、昭和25年に岐阜県の奨励品種に指定されたお米です。名前の由来は、収穫時期が「初霜」が降り始める頃であるため。収穫は10月頃に行われるのが一般的です。
ハツシモは、岐阜県で一番多く栽培されているお米ですが、県内どこででも収穫されるわけではありません。
岐阜県の中でも、美濃地方で栽培されています。白川郷や飛騨高山がある飛騨地方が北部に位置するのに対し、南部に位置するのが美濃地方。長良川と木曽川の下流域に囲まれた美濃地方には、温かい気候と清らかな水に恵まれた豊かな土壌が広がっています。
岐阜県内では多く流通しているハツシモですが、岐阜県以外ではほとんど栽培されていません。その希少性から「幻の米(まぼろしのこめ)」とも呼ばれています。
ハツシモの特徴
ハツシモは、食味はあっさりしており、大粒で噛み応えがあるのが特徴です。年間を通じて味が安定しており、梅雨を過ぎてもおいしさが劣りません。
甘みや香りはコシヒカリに似ていますが、ほどよい粘りはササニシキにも似ています。硬さがちょうどよく、噛めば口の中にはほのかな甘みが広がるでしょう。
温かいごはんはもちろんですが、冷めてもおいしいのはハツシモならでは。お弁当やおにぎりにも最適で、特に、吸水性のよさから寿司米として重宝されています。一粒の存在感があるため、丼やカレーにもおすすめです。
ハツシモとコシヒカリの違いとは?
ハツシモは、コシヒカリと比較されることの多い品種です。適度な弾力や、甘み・香りなど、コシヒカリと共通する点も多いためでしょう。
一番の違いは粒の大きさです。ハツシモは粒が大きく、やや硬いのが特徴。また、コシヒカリが甘い香りがするのに対し、ハツシモは香りにクセがありません。
コシヒカリは、その香りや柔らかさを楽しむためにも白米で食べるのが一番おすすめです。一方、ハツシモは白米に限らず、寿司飯や丼、カレー、おにぎりなど、どんな食べ方にも合う万能なお米と言えるでしょう。
岐阜県産ハツシモならふるさと農場岐阜へ
ふるさと農場岐阜は、豊かな山々と川に恵まれた岐阜県揖斐郡大野町にある農業法人です。ハツシモをはじめ、コシヒカリやミニトマトなどを栽培しています。直売所での販売以外に、通販でもご購入いただけます。
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